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狙われた「昭和天皇銀貨」 90年には偽金貨10万枚 偽造硬貨事件
SOURCE:Asahi Shimbun
三井新 西岡矩毅2026年1月7日 14時00分
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昭和天皇の在位60年を記念して1986年に発行された銀貨の偽物を使ったとして、警視庁は7日、日本人と中国籍の男4人を偽造通貨行使容疑で逮捕し、発表した。記念貨幣の偽物はこれまでもたびたび見つかり、財務省が注意を呼びかけていた。なぜ、狙われるのか。
「偽造1万円銀貨幣が発見されました」。財務省は2025年12月25日、こんな注意喚起文をホームページで公開していた。
同年4月以降、国内で偽物と疑われる「天皇陛下御在位60年記念」の1万円銀貨幣が見つかり、造幣局で鑑定したところ偽造と判明した。
本物と比べて光沢がなく、色は全体的に白っぽく、表面にザラつきがあるように見えるほか、直径がやや小さいという特徴があったという。
2013年と16年にも偽銀貨で注意喚起 財務省
真偽に不安を感じた場合は「近くの警察、または日本銀行までお知らせください」と財務省は呼びかける。この銀貨をめぐっては13年と16年にも偽物が見つかったと注意喚起していた。
この銀貨は、昭和天皇の在位60年を記念して、1986年に1千万枚発行されたもの。直径は35ミリ、重さ20グラム。表には日の出や瑞鳥(ずいちょう)などが、裏には菊の紋章が、あしらわれている。
同時期に、金貨(1100万枚)や白銅貨(5千万枚)も発行された。金貨については90年、偽物が約10万枚超確認されていた。
記念貨幣は、どんな目的で誰が作るのか。
財務省によると、記念貨幣は…
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